【卵と牛乳で】カスタードクリームのレシピ♪消費期限・食べ方も

カスタードクリームのレシピのアイキャッチ画像 食と暮らし

本記事では「カスタードクリームのレシピ」を製菓衛生師がご紹介しています。

「おうちにある材料で、簡単にカスタードを作りたい!」とお考えではないですか?

幅広く使えるカスタードは、老若男女問わずお好きな方が多いのではないでしょうか。

本記事では「卵と牛乳で簡単!カスタードクリームのレシピ」だけでなく「日持ち(消費期限)」「食べ方アレンジ」まで幅広くご紹介。

おうちで簡単に、プロ級の濃厚なめらかカスタードクリームを作ることができますよ♪

本記事がおすすめな人
  • 卵と牛乳でカスタードを作りたい人
  • 安心・安全な材料で、お菓子作りをしたい人
  • おうちでプロの味を楽しみたい人
  • 手作りカスタードの日持ち(消費期限)を知りたい人
  • 幅広くカスタードクリームを楽しみたい人

さっそくつくってみましょう!

材料

カスタードクリームのレシピをご紹介する前に、材料の確認です。

カスタードクリームのレシピで使用する材料が並べられている

表にまとめると、以下のとおりになります。

材料(出来上がり約250g)分量
・卵(卵黄)・2個分
・牛乳・200ml(2カップ)
・砂糖・35g
・薄力粉・13g
・バニラオイル(またはバニラシード)・5滴くらい(お好みで)

ちなみにバニラオイルは焼き菓子向きエッセンスは火を通さないお菓子向きです。

本カスタードクリームのレシピでは、小鍋で火を通すため「バニラオイル」を使用すると香りが立ちます。

製菓衛生師
製菓衛生師

用意できる人は「バニラシード」を使用すると、より香り豊かに仕上がりますよ!

卵と牛乳で! カスタードクリームのレシピ

丸い深めの小皿にお盛りつけられたカスタードクリーム

以下からは画像と合わせながら、作り方をご紹介していきます。

①:卵黄と砂糖を混ぜる

卵は卵黄と白身に分けます。

カスタードクリームのレシピで使用する、ボウルに分けられた卵黄

ボウルに卵黄と砂糖を入れ、白っぽくなるまで泡立て器でよく混ぜます。

カスタードクリームのレシピで使用する、卵黄と砂糖がボウルに入っている
製菓衛生師
製菓衛生師

よく混ぜておけば、温かい牛乳を注いでも卵黄が固まりにくくなります。

②:①に薄力粉を入れる

①のボウルに薄力粉を入れて混ぜます。

混ぜ合わせた卵黄と砂糖に、薄力粉を入れるところ
製菓衛生師
製菓衛生師

混ぜすぎには注意!

粉っぽさがなくなるまででOKです。

③:牛乳を火にかける

小鍋に2カップ分の牛乳を注ぎ、弱火~中火にかけておきます。

沸騰直前で火を止めます。(画像のように、牛乳の周囲に泡が出てきたくらいが目安)

小鍋で沸騰直前まで温められた牛乳

④:①に温めた牛乳を注ぎ入れる

①のボウルを泡立て器で混ぜながら、②の牛乳を少しずつ注ぎ入れていきます。

製菓衛生師
製菓衛生師

卵黄が固まらないように、かき混ぜながら少しずつ合わせていきましょう!

小鍋の牛乳を、ボウルに注ぎ入れる

注ぎ入れたら、全体を軽く混ぜ合わせます。

⑤:こしながら小鍋へ戻す

①の液体をこし器でこしながら、小鍋へ戻します。

こしながら、小鍋へ液体を注ぎ入れる
製菓衛生師
製菓衛生師

少し面倒ですが、なめらかな舌触りに仕上がるポイントです!

⑥:小鍋で火を通す

弱火にかけます。(慣れている方は中火からスタートでもOK!)

ゴムベラで鍋底からゆっくりかき混ぜ続けます。

画像のようにゴムベラに塊がついてくるようになったら、混ぜる速度をあげます。

黒いゴムベラにカスタードクリームがついている

カスタードクリーム全体に、とろみが均等につくように素早く混ぜます。

製菓衛生師
製菓衛生師

ちなみに鍋底にくっつきやすい状態のため、底からしっかり混ぜましょう!

ゴムベラ全体になめらかカスタードクリームがついている

ふつふつと泡が弾け、全体にとろみがついたら完成。

⑦:パッドに移して冷やす

パッドにサランラップを敷き、その上にカスタードクリームを移します。

平らにならして、もう1枚のサランラップでサンドする形で密着させ冷まします。

製菓衛生師
製菓衛生師

パッドが2つあるご家庭は、大きい方に氷を入れ、重ねて冷却するのがおすすめです。

カスタードクリームのレシピでできたものが白いパッドに置かれている

粗熱がとれたら、そのまま冷蔵庫に移して保存します。

製菓衛生師
製菓衛生師

サランラップを使用することで、雑菌の繁殖・ニオイ移りを抑えることができますよ。

カスタードクリームのレシピ よくある質問3選

付箋にはてなマークが3つ書かれている

以下からは、カスタードクリームのレシピでよくある質問3選を解説します。

カスタードクリームのレシピの重要ポイントは?

本レシピで作る上で、一番重要なのは「小鍋で火を通す過程」です。

なぜなら、クリームの食感や舌触りを決めるポイントだからです。

火力・混ぜる速度・火からおろす、3つの最適なタイミングを見極めなければいけません。

そのため初心者の方は、弱火から焦らずゆっくり作ると成功しやすいです。

製菓衛生師
製菓衛生師

筆者が初めて作った時は、少しダマになりました(笑)

手作りカスタードクリームの日持ちは?(消費期限)

手作りカスタードクリームは、冷蔵保存2~3日が限度です。

なぜなら保存料等が入っていないうえに、卵が使われているからです。

雑菌の繁殖を防ぐために以下のことを守ってください。

  • 必ず冷蔵庫で保存(消費期限2~3日)
  • その都度、清潔なスプーンを使用する(入れっぱなしはダメ)
  • サランラップに水滴がついていたら交換する

清潔な状態で、カスタードクリームを楽しみましょう。

冷凍保存はできる?

本記事のカスタードクリームのレシピでは、冷凍保存はあまりおすすめできません。

製菓衛生師
製菓衛生師

自宅でやったら、ぼそぼそでおいしくなかったです…。

カスタードクリームを冷凍したい場合は、「固めの食感にする」「薄力粉やコーンスターチ不使用で作る」

2つに注意すると、食感を損なわずおいしく冷凍保存ができます。

カスタードクリームのレシピ 我が家の食べ方

カスタードクリームのレシピを活用したアップルパイ
製菓衛生師
製菓衛生師

そのまま舐めたいくらい、カスタードクリームが大好き!

という筆者は、お菓子作りに必要なタイミングで多めに作っては、アレンジしています。

そんな筆者の食べ方を、参考までにどうぞ。

食べ方アレンジ簡単な調理法
①トースト・ホットケーキお好みで塗って食べる
②プレーンヨーグルト適量混ぜ合わせる
なめらかプリン風カラメルソース(砂糖大4と水大2を煮詰め、色がついたら熱湯大1を入れる)を作り、お好みでかけて食べる
④エッグタルト風タルト生地に流し入れ180℃20分~30分焼く
⑤カスタードパイ丸いパイ生地に流して200℃20分ほど焼く
⑥アップルパイりんごのコンポートと一緒にパイ生地で包み、200℃20分ほど焼く
⑦カップフレジェ小さく切ったカステラとカップに盛り付け、お好みで生クリームやフルーツで飾り付ける
フルーツサンド生クリームと混ぜ合わせたものを食パンに塗り、フルーツを挟む
焼き時間は目安です。

カスタードクリームが余ってしまった!というときは、ぜひ活用してみてくださいね。

カスタードクリームのレシピ まとめ

カスタードクリームのレシピで作られたものが小皿に盛りつけられている

本記事では「カスタードクリームのレシピ」を中心にご紹介してきました。

本記事10秒まとめ
  • 日持ち(消費期限)は冷蔵2~3日
  • 火力・混ぜる速度・火からおろす、3つのタイミングが大事
  • 弱火から焦らずゆっくり作るのがポイント
  • 「トースト」「パイ・タルト」など食べ方アレンジもたくさん!

「本格的なカスタードクリームを作りたい」「食べ方アレンジを知りたい!」という方の参考になればうれしいです。

ご紹介したカスタードクリームのレシピで、楽しいおやつタイムをお過ごしくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

めくるめく妻

製菓衛生師とFP2級。
覚えが悪いため苦労しましたが、何とか取得しました。
全く分からなかった頃の自分を意識し、理解しやすい文章を意識しています。
主な趣味は、お菓子作り・読書・御朱印あつめ。