高専から大学院までの学費は?奨学金を利用した経験談から解説!

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高専から大学院までの学費をまとめたブログ記事です。

「進学したいけど学費をどうしよう」「奨学金を借りたら将来の返済が怖い…」とお悩みではありませんか?

将来的に学歴が上がるというのは嬉しい一方、現時点では家計を圧迫する要因にもなって大変ですよね…。

本記事では、高専から大学院(修士)を卒業した筆者のリアルな体験談を解説しています。

さらに、奨学金の種類や使える制度まで詳しく。

1記事で、進学を悩む高専生・保護者の方の不安が軽減されるはずです。

本記事がおすすめな人
  • 高専から大学院への進学を検討している人
  • 高専在学中で進学を視野に入れている人
  • 学費に悩んでいる保護者の方

高専からの進学先にお悩みの人は以下の記事も参考にしてくださいね。

さっそく「高専から大学院の学費」についてみていきましょう。

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【はじめに】高専から大学院までの学費のキホン

高専から大学院の学費のステップアップと書かれた山にシルエットの人が登ろうとしている

高専から大学院へ進学するためにかかる学費はどれくらいでしょうか。

高専から国立大学に編入(進学)した場合

学費の目安をまとめてみました。

進学先期間入学金年間授業料備考
国立高専(本科)5年間なし234,600円3年生(高校相当)までは国の就学支援金により実質無償化。4〜5年生の授業料のみ計上。
国立大学(学部)2年間
※3年次編入
282,000円535,800円編入時に新しく入学金が必要。
一部の国立大(東大など)では授業料改定の動きも。
国立大学院(修士)2年間
※博士前期課程
282,000円535,800円学部から大学院に進学する際、再度入学金が必要。
※金額はすべて文部科学省の定める標準額をベースにしています

【総合計】高専1年〜大学院修了まで3,176,400円

高専から大学・大学から大学院へ進むタイミングで、それぞれ28万2,000円の入学金がその都度発生

大学3年時と大学院1年時は、年間の支払いが一気に80万円を超えるため、ここが一番の「資金の壁」になる。

学費以外に用意べき3つの費用

さらに注意しておくべきなのが、学費以外に学生生活を送るうえでかかる費用。

おもに以下3つが挙げられます。

3つのコスト
  1. 受験料と交通費(高専5年・大学4年時)
    大学編入試験の受験料(1校あたり約3万円)+遠方の大学を受ける場合は新幹線代やホテル代も。複数受験の場合10万〜15万円は必要。
  2. 教科書代・学会参加費用
    専門書は1冊3,000円〜5,000円。さらに、大学院では研究成果を国内・海外の学会で発表する機会が増加(ただし旅費の大部分は研究室から出る)。
  3. 遊びや一人暮らしの費用(寮を出る場合)
    高専・大学の寮を出てアパートを借りる場合、敷金・礼金+家具家電の購入。飲み会や交通費・人によっては自動車も必要。
筆者
筆者

私も、寮を出て一人暮らし開始の際に費用がかさみました…

「大学編入を悩んでいる…」という人は以下の記事も参考にどうぞ。

高専から大学院の学費で使える!奨学金 & 制度

黄色がま口の上に数枚のコインが置かれている

返済リスクを抑えながら賢く進学するための奨学金制度を解説します。

日本学生支援機構(JASSO)

一般的に広く知られているのがJASSOの奨学金。

高専・大学の窓口でも紹介されています。

  • 給付型(返済不要):世帯年収の条件をクリアすれば利用可能。
  • 第一種(無利子):成績などの基準を満たせば、利息なし。
  • 第二種(有利子):利息がつくものの、基準は緩やか。利用しやすい。

【大学院生の特権】第一種奨学金「特に優れた業績による返還免除」

「特に優れた業績による返還免除」は、大学院で「JASSOの第一種奨学金」を借りた人が、在学中優れた業績を上げたると、返済が「全額」or「半額」免除になる制度。

評価ポイント

学会での論文発表・特許取得・TA(ティーチングアシスタント:授業の補助)の実績など。

在学中研究に注力することが、そのまま借金の免除に直結します。

筆者
筆者

私もこの制度で高専の学費を半分にしました。(後述します)

地方自治体や民間企業の「給付型奨学金」の見つけ方

JASSO以外にも、返済不要(給付型)で奨学金を提供している民間財団や企業、地方自治体があります。

これらは高専・大学の学生課の掲示板や、学内ポータルサイトにしか案内が出ないことが多いです。

そのため、在学中は欠かさずチェックしましょう。

【経験談】高専から大学院の奨学金 メリット・デメリット 

高専から大学院の学費のメリット・デメリットが書かれた付箋が置かれている

筆者は、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金をフル活用して高専から大学院へ進学しました。

実際に利用したからこそわかる、リアルなメリット&デメリットをご紹介します。 

「生涯年収 & キャリア」のメリット

奨学金を利用してでも手に入れた学歴は、最大のメリットになります。

具体例を挙げると、大企業の「研究開発職」や「先行開発」などの求人にエントリー可能だったり、初任給が上がったり。

さらに、生涯年収ベースで見れば、進学にかかった学費(奨学金)を数年間で回収できます。(あくまで筆者の場合)

筆者
筆者

私は、5年間で返済しました。

そのため、奨学金は未来への投資であると位置づけ、進学を検討するのも手です!

「プレッシャーがかかる借金」デメリット

デメリットは、「修了できるかの不安」と、卒業と同時にスタートする「返済の義務への不安」2つのプレッシャーです。

大学院の研究は、厳しい教授との相性も重なって、かなり大変でした。

筆者
筆者

修了できなければ、借金だけが残るという最大のデメリットがあります…。

そして卒業後は、毎月の返済義務がプレッシャーに。

口座から数万円ずつ引き落とされる生活は、社会人になったばかりの身としては精神的なプレッシャーになりました。

筆者
筆者

生活費用+奨学返済の総額を確認すると不安になりました…

だからこそ、闇雲に満額を借りるのではなく、「本当に必要な最小限の金額」を計算して借りることが大切です。

デメリットを緩和「返還免除」のリアル

筆者は不安を軽減しようと、前述した「特に優れた業績による返還免除」を利用しました


条件に見合うよう、在学中は研究室のTA(教授のサポート業務)と研究に熱心に取り組みました。

その結果、高専での奨学金の返済が半額免除になり、負担が軽減されました。

自分の努力次第で「ゼロ or 半額」にできるチャンスがあるのは、奨学金を借りる人の特権だと実感しています。

高専から大学院の学費 まとめ

高専から大学院の学費の体験談と書かれた青い本が斜めに置かれている

本記事では「高専から大学院の学費」について解説してきました。

10秒まとめ
  • 高専1年〜大学院修了まで3,176,400円かかる
  • JASSOや民間企業の奨学金などが利用可能
  • 大学院生は第一種奨学金「特に優れた業績による返還免除」が有効!

高専から大学院への進学は、決してお金持ちだけが選べる特別なルートではありません。

国の制度や奨学金を賢く使えば、自分の力で未来を切り開くことができます。

頑張ってくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

めくるめく夫

高専~大学院までは半導体材料の研究、現在は半導体設計職の会社員です。
趣味は、PCゲーム・コーヒー淹れ・包丁とぎ。苦手なものは片付けです。
休日の合間に、執筆するので更新は遅めかもしれません。