本記事では「コミュ力が高い人の特徴と好かれるコツ」を解説しています。
「相手に嫌われたくない」「良好な人間関係を築きたい!」とお考えではないですか?
なぜか好かれる人、いつも明るい人…そんな存在に憧れていても、自分のコミュニケーションの改善点は気づきにくいですよね。
本記事では、「コミュ力が高い人の特徴13こ」以外にも、すぐ実践できる「話し方・行動のコツ」まで解説しています。
1記事で、ご自身のコミュニケーション能力を向上させられるはずですよ。
- 人に好かれたい人
- 恋愛が上手くいかない人
- 職場や学校での人間関係で悩んでいる人
- 夫婦間、家族間のコミュニケーションが上手く取れない人
さっそくみていきましょう。
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チェック! コミュ力が高い人の特徴13こ
そもそも「コミュニケーション能力に優れた人」とはどのような人でしょうか?
以下からは、コミュ力が高い人の特徴をカテゴリーごとにご紹介します。
いくつ当てはまるのか、チェックしてみてくださいね!
- 人の目をみて会話できる
- リアクション・表情が豊か
- 話す長さを意識している
- 話の引き出しが多い
- 自分自身の感情のコントロールができる
- 初対面でもすぐ打ち解けられる
- 自分のことを包み隠さず話せる
- 相手の話に対し質問ができる
- 「聞かれたくないこと」など、相手との適切な距離感を保てる
- 相手の「言いたいこと」「気持ち」など、察する能力が高い
- 「でも~」「だけど~」など否定的な言葉が少ない
- ほどよい相槌・共感を示せる
- 「理解力」「視点」など、相手に対し柔軟に変えられる
以上から、コミュ力が高い人は「いかに相手を楽しませられるか」に重点を置いていることが分かります。
会話中でも分析力を発揮できる「メタ認知」や、話し手に寄り添った聞き方ができる「傾聴力」を駆使しています。
- メタ認知…第三者視点。気持ちや思考など、自分の認知を客観的に捉える能力。
- 傾聴…話し手の立場に立ち、共感しながら気持ちを理解しようとする聞き方。
「自分の話ばかりの人」や「相手の話を聞くだけの人」はコミュ力が高い人とはいえません。
コミュ力が高い人のメリット
コミュ力が高い人の最大のメリットは、「良好な人間関係を築けること」です。
より日常的な出来事を挙げてみます。
- 自分の考え・気持ちを上手く伝えられる
- 人に好かれる
- 仕事が進みやすい
- 交友関係が広がる
- 恋愛関係を構築しやすい
- 夫婦間の衝突が減る
例えば、あなたが誰かと会話しているとき。
相手が話を掘り下げてくれたり、欲しいリアクションをくれたり、自分が心地よく話せていると楽しくなりませんか?
そのポジティブな感情が、そのまま相手の印象に結びつくことも少なくありません。
また、気持ちや考えを上手く言語化できると、自分自身のストレス軽減にもなります。
結果的に、良好な関係性の構築につながるのです。
コミュ力が高い人になるには?
コミュ力が高い人は、いわば「バランサー」。
「話すのは苦手…」という人がいても、配慮しながら会話をまわすことができます。
どうすれば、相手を楽しませる会話ができるのでしょうか?
以下からは、具体的な方法を解説していきます。
聞き方のコツ
日常での聞き方のコツは、以下のとおりです。
- 自分の意見・話したいことは一旦置いておく
- 明るい表情をつくる(ただし話の内容に合わせる)
- 程よく相槌を入れる(共感を示す)
- 否定しない(相手の価値観に軸を合わせる)
- 気持ちに寄り添った感想を伝える
- 話の要点を抜き取ってくりかえす
- 質問を入れ込む
- 話す内容から人柄や思考を分析できると尚よし◎
もちろん話したいこともあると思いますが、それは一旦あと。
相手の話がひと段落してから、自分の話を切り出した方が好印象です。
ちなみに、「質問が浮かばない!」という人は、5w1Hからヒントを得ましょう。
- 「When」=(いつ)
- 「Where」=(どこで)
- 「Who」=(誰が)
- 「What」=(何を)
- 「Why」=(なぜ)
- 「How」=(どのように)
例えば、「なぜ~が好きなの?」や「誰と~へ行ったの?」など。
質問の最初に5w1Hをつけると、簡単に質問を作ることができますよ。
会話例(聞き手)
以上を踏まえ、男性(話す人①)と女性(話す人②)の会話例をみてみます。
俺は国内旅行が趣味でさ。こないだ、草津温泉へ行ったんだ。
それは羨ましいな~。どこが一番見ごたえあった?
やっぱり湯畑かな?お店も多くて食べ歩きも良かった!
温泉であったまって食べ歩き、最高だね!なに食べたの~?
玉こんにゃくとか、ソフトクリーム!とてもおいしかったよ。
女性(話す人②)の発言を見てみると「話の要点・共感+ 次の質問」で会話をまわしていますね。
最後まで話を聞いたりポジティブな言葉で返したり、相手が気持ちよく話せるよう促しています。
以上から、コミュ力が高い人は共感と質問力が重要だとわかります。
話し方のコツ
話す側は内容に気を取られ、つい相手への配慮を忘れてしまいがち。
自分の「話したい!」という感情にのみこまれて、相手を不快な気持ちにしていませんか?
話し方のコツを、以下にまとめました。
- 結論から話す
- 5w1Hを意識して内容を組み立てる
- 話の長さを相手に合わせる(相手と同じくらいで一度区切る)
- 聞き手の表情・行動にも目を向ける
- 聞き手の理解レベルによって言葉を変えられると尚よし◎
聞き手が飽きていないか、話を理解できているかなど、表情や行動からくみ取る余裕が必要です。
ちなみに「聞き手が飽きているサイン」は以下のとおり。
- 表情が曇っている
- 視線が合わない
- 相槌が単調・多い(一度に3回以上うなずく)
- 手いじりが増える
- 足を組みかえる回数が増える
- 話を要約したがる(つまり、とにかく…など)
相手の様子を見極めて、会話のバランスを調整しましょう。
会話例(話し手)
以上の踏まえ、会話例をみてみましょう。
こないだ、友人と草津温泉に泊まったんだけど、とても良かったよ。
湯畑の迫力がすごくて、眺めながらの食べ歩きが楽しかったんだ!
いいね!何がおいしかったの?
一度に話す長さを意識すると、相手を飽きさせません。
また、結論から話し始めることで、聞き手が内容に入り込みやすくなります。
以上のように話し手は、興味をもって最後まで聞いてもらうための配慮と工夫が必要です。
おまけ:筆者の体験談・きっかけ
「こんなに偉そうな解説をして、筆者はコミュ力が高い人なの?」と疑問に思いませんか。
ということで、おまけとして本記事を書くきっかけになった出来事を軽く説明します。
それは、友人の恋愛相談 & 自己分析に付き合っていたときのこと。
いわゆる「重い女」になってしまう彼女に対して、
相手の「してくれること」にあわせて、返すように行動したら?
自分の気づく範囲と、相手が気づく範囲は違うよ。
と伝えたところ、彼女には刺さったものがあったようで、
コミュニケーションに関する知識がとてもしっくりくるから、本でも書きなよ!
と言ってもらい、調子にのって記事にしてみた次第です。
筆者は、もともとコミュ力が高いわけではありません。
だからこそ、会話が上手な人に強く憧れていました。
「人に嫌われたくない」という思いもあり、小学生ごろからコミュ力が高い人を観察・分析・真似し続けてきた結果が本記事です。
ちなみに筆者は、自分の意見がありつつも「とりあえず共感」を意識しています。
コミュ力が高い人の特徴 まとめ
本記事では「コミュ力が高い人の特徴」を解説してきました。
- コミュ力が高い人は「いかに相手を楽しませられるか」に重点を置く
- 最大のメリットは、「良好な人間関係を築けること」
- 会話中は「メタ認知」や「傾聴力」がポイント
- 5w1Hで質問・話の内容を組み立てる
- 聞き手は、共感と質問が最重要
- 話し手は、相手の表情や行動からくみ取る余裕が必要
「コミュ力が高い人になりたい」「良好な人間関係を築きたい」という人のお役に立てば嬉しく思います。
自分も相手も楽しめる会話をしたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。