【上社本宮】諏訪大社はなんの神様?御朱印・ご利益・アクセスまで

諏訪大社上社本宮の御朱印アイキャッチ 趣味と考えごと

本記事は「諏訪大社上社本宮はなんの神様?」というテーマを中心に解説しています。

「御朱印集めは好きだけど、神様に関してほとんど知らない」という方は多いのではないでしょうか。

パンフレットを読んでも、複雑な内容でよく理解できないこともありますよね。

本記事では「諏訪大社上社本宮はなんの神様?」というテーマ以外にも「御朱印」「アクセス」までを分かりやすくご紹介。

1記事で参拝を充実させられるはずです。

本記事がおすすめな人
  • 諏訪大社上社本宮へ参拝に行く人
  • 諏訪大社にまつわる神話を知りたい人
  • 御朱印好きな人
  • 諏訪大社上社本宮のアクセス・駐車場を知りたい人

さっそくみていきましょう。

諏訪大社 上社本宮とは?

諏訪大社上社本宮を正面から見ている

長野県諏訪市に鎮座する、諏訪大社「上社本宮・前宮」「下社春宮・秋宮」四社のうちのひとつ。

その歴史は古く、1500年~2000年前から鎮座していたともいわれています。

諏訪大社上社本宮の御祭神

御朱印をいただく前に、神社の御祭神を確認しましょう。

諏訪大社上社本宮にお祀りされている神様は以下の二柱です。

  • 建御名方神(たけみなかたのかみ):男神様で上社(本宮)の主祭神
  • 八坂刀売神(やさかとめのかみ):建御名方神(たけみなかたのかみ)の妻

ちなみに、他三社の主祭神は八坂刀売神(やさかとめのかみ)です。

ご利益

諏訪大社上社本宮のご利益は以下です。

  • 五穀豊穣
  • 商売繁盛
  • 勝負運
  • 夫婦円満
  • 子孫繁栄
  • 家内安全

主祭神である建御名方神(たけみなかたのかみ)は武運の神様。

武田信玄をはじめとした、名だたる武将達からの信仰を集めていました。

そのため現在でも、勝負運・商売繁盛のご利益があるのでしょう。

趣味の人
趣味の人

建御名方神は風の神様でもあります。

神風を吹かせて「全ての災いを払いのけてくれる」といわれていますよ!

御祭神のちょこっと神話

諏訪大社上社本宮の正面②

前述のように、諏訪大社上社本宮の主祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)です。

諏訪の地にて祀られている由縁を簡単に解説します。

神様の関係性

諏訪大社上社本宮の御祭神い関わる家系図

御祭神の建御名方神(たけみなかたのかみ)は、かの有名な大国主命の次男。

大国主命といえば島根県の出雲大社ですが、なぜその御子が長野県にて祀られているのでしょう?

その由縁には、古事記の「国譲り神話」が関わっています。

国譲り神話

以下がその簡単な内容です。

ずっと昔、地上(日本国土)にいる神の王様的存在だった大国主パパ。

多くの神々に崇拝される存在でした。

ところが、高天原(天)にいる太陽神アマテラスが…。

アマテラス役<br>
アマテラス役

日本国を生んだ神(イザナミ・イザナギ)の子どもである私が統治するわ!

武神(タケミカヅチ)を稲佐の浜に送って、国を譲ってもらおう。

…と、結果的に武力行使を決め込みます。

対し、大国主パパは「国を譲るかは子ども達に聞いてほしい」と返答。

そこで次男にあたる、御祭神:建御名方神(たけみなかたのかみ)に意見を求めると…

<strong><span class="marker-under">建御名方神</span>役</strong>
建御名方神

国譲りは反対です!

私が武神(タケミカヅチ)と力比べをしてみましょう。

ところが、力の差は歴然。

最終的に投げ飛ばされてしまい、現在の諏訪地方にまで逃げ込みました。

<strong><span class="marker-under">建御名方神</span>役</strong>
建御名方神

命は取らないでください…。

私は諏訪の地から出ません。国もお譲りします。

以上が基となり、建御名方神(たけみなかたのかみ)は諏訪の地で祀られるようになりました。

諏訪大社上社本宮の御朱印

御朱印帳2冊が重なっている

以下からは、御朱印をいただく際に役立つ情報をまとめていきます。

いただける場所・詳細

御朱印にまつわる詳細は以下のとおり。

  • いただける場所:社務所(北側の鳥居をくぐり、右側奥へ)
  • 御朱印授与時間午前8時半~午後5時
  • 初穂料:500円

ちなみに「北側の鳥居」は、参道の先にある鳥居です。

実際の御朱印

実際に諏訪大社上社本宮でいただいた御朱印は以下です。

筆字で諏訪大社上社本宮と書かれた御朱印

諏訪大社上社本宮は境内が広く、見るポイントが盛りだくさん。

電子案内板もあるため、確認しながら散策を楽しんでみてください。

趣味の人
趣味の人

諏訪大社上社本宮は「力強さと落着き」2つが混在している雰囲気。

空気を体感するために、何度も足を運びたくなりますよ。

「諏訪大社下社春宮」に関する以下の記事もおすすめです。

諏訪大社上社本宮へのアクセス

アクセス

諏訪大社上社本宮へのアクセスは以下です。

交通手段別の所要時間は以下の通り。

  • 車の場合:「諏訪インター」から2.6キロ(およそ10分)
  • 電車~徒歩の場合:「JR茅野駅」から4キロほど

電車の場合だと駅から4キロもの距離が。

徒歩移動はかなり大変なため、車での参拝が最もおすすめです。

駐車場の情報

国道16号沿いに、北側駐車場があります。

  • 収容台数:300台
  • 駐車場料金:無料
  • 住所:長野県諏訪市中州188

上記の北側駐車場は、様々な店が立ち並ぶ参道も楽しめます。

空いていれば、むろん北側駐車場がおすすめです。

ちなみに東側駐車場もありますが、道路を渡る必要があるため利用時は注意が必要です。

まとめ

諏訪大社上社本宮の回廊

本記事では「諏訪大社諏訪大社上社本宮の御朱印・神様」を中心に見てきました。

本記事10秒まとめ
  • 主祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)
  • 国譲り神話が関わっている
  • ご利益は勝負運・商売繁盛・家内安全など
  • 御朱印授与時間午前8時半~午後5時
  • 初穂料:500円

はじめて諏訪大社上社本宮に参拝に行く方の参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。