本記事では、長野県諏訪市に鎮座する「諏訪大社下社春宮の御朱印」をご紹介しています。
御朱印の情報以外にも、「神様の関係性」「ご利益」「アクセス」まで詳しく。
1記事で、諏訪大社下社春宮への参拝を充実させることができるはずです。
- 諏訪大社下社春宮に参拝へ行く人
- 諏訪大社の概要を知りたい人
- 御朱印集めが趣味の人
さっそく見ていきましょう。
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諏訪大社 下社春宮とは?

諏訪大社は、4つの神社からなる信濃の國一之宮。

一之宮というのは、地域の中で最も格式が高い神社のことです。
諏訪市南側に上社(本宮・前宮)、北側に下社(春宮・秋宮)が鎮座しています。
つまり、上社・下社が諏訪湖を挟んでいるのです。
本記事では、そのうちの一社「諏訪大社下社春宮」を解説します。
下社春宮にまつられている神様
御朱印をいただくにあたり、「神様を知ること」はとても大切。
お祀りされている神様に関して簡単にご紹介します。
諏訪大社下社春宮のご祭神は以下です。
- 八坂刀売神(やさかとめのかみ):女神様で下社(春宮・秋宮)上社(前宮)の主祭神
- 建御名方神(たけみなかたのかみ):男神様で上社(本宮)の主祭神
- 八重事代主(やえことしろのぬし)
少し分かりにくいため、簡単に家系図で確認してみましょう。

つまり「建御名方神」と「八坂刀売神」は夫婦神ということ。
「上社本宮」は男神(夫)「下社春宮・秋宮」は女神(妻)が主祭神として祀られています。

四社を夫婦神が護ってくださっているのですね!
春宮と秋宮がある理由
下社が二社ある理由は、主祭神「八坂刀売神」が時期により移動されるから。
- 春宮:2月~7月(冬至~夏至)
- 秋宮:8月~1月
半年ごとに二宮間を行き来しています。
そのため「春宮」「秋宮」と名づけられているのですね。
下社春宮のご利益
下社春宮のご利益は以下です。
- 縁結び・結婚運
- 夫婦円満・子孫繁栄
- 家内安全
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
前述のように、主祭神八坂刀売神(やさかとめのかみ)は建御名方神(たけみなかたのかみ)と夫婦関係。
その間に十三柱の御子をもうけています。
そのため「夫婦円満」「子孫繁栄」のご利益があります。

ちなみに「御神渡り」は男神が女神に逢いに行った道筋。
素敵な夫婦神です!
諏訪大社下社春宮の御朱印

御朱印に関する情報を以下にまとめます。
いただける場所・詳細
御朱印は、諏訪大社下社春宮の鳥居をくぐり、すぐ右側の「社務所」にて。
詳細は以下です。
- いただける場所:社務所
- 御朱印授与時間:午前8時半~午後4時半
- 初穂料:500円

社務所前には焚火が。
いただく間、ゆらぎを眺めていると心地よいです。
実際の御朱印
実際にいただいた御朱印は以下です。


力強い文字。墨の素朴な香りが心を落ち着けます…
画像の御朱印は少し古いもの。
現在は、四社すべての御朱印の右端に朱色の印が入っているようです。
すべていただくことで文字がつながり、読めるようになるのだとか。
ぜひ四社すべて参拝したいですね!
諏訪大社上社本宮に関する以下の記事もおすすめです。
諏訪大社下社春宮へのアクセス

諏訪大社下社春宮へ行く場合の道順をまとめます。
アクセス
諏訪大社下社春宮へのアクセスは以下です。
およその所要時間は以下です。
- 電車~徒歩の場合:「JR下諏訪駅」から1.2キロほど。(およそ25分)
- 車の場合:「岡谷インター料金所」より5キロ。(およそ10分)
ちなみに、四社のうち春宮と一番近いのは下社秋宮。
およそ1.2キロで、徒歩での所要時間20分ほどです。
そのため散歩しながら二社をめぐることも可能。
観光がてら、歩いて参拝するのもおすすめです。
駐車場の情報
境内入口を正面に見て、右側にあります。
「宮乃前そば店」さんの道を挟んで向かい側です。
駐車場の概要は以下です。
- 収容台数:50台
- 駐車場料金:無料
- 住所:長野県諏訪郡下諏訪町大門193
諏訪大社下社春宮の御朱印 まとめ
今回は「諏訪大社下社春宮の御朱印」の情報を中心にご紹介しました。
- 諏訪大社は、4つの神社からなる信濃の國一之宮
- 諏訪大社下社春宮の主祭神は「八坂刀売神(やさかとめのかみ)」
- 春宮に神様がいる時期は2月~7月(冬至~夏至)
- 御朱印授与時間は午前8時半~午後4時半
- 初穂料は500円
諏訪大社は、境内に足を踏み入れると空気が変わる一瞬を体感できる神社。
ぜひ、荘厳な雰囲気を味わいに出かけてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。