本記事は「鶏胸肉の揚げ焼きVer.チキンチキンごぼうの作り方」を紹介しています。
山口県出身の方にはお馴染み、ご当地グルメのチキンチキンごぼう。
「学校給食の味を家庭で作ってみたい!」と考えたことはありませんか?
本記事では「揚げずに作れるレシピ」だけでなく、チキンチキンごぼうの発祥やきっかけ、名前の由来まで詳しく解説しています。
チキンチキンごぼうを楽しむのはもちろん、お子さんの食育にもいかがでしょうか。
- 揚げずにできるレシピを知りたい人
- 後片付け・油処理不要で簡単に調理したい人
- チキンチキンごぼうの豆知識を知りたい人
- お弁当のおかずに入れたい人
さっそく作ってみましょう。
┄MENU┄
鶏胸肉のチキンチキンごぼうレシピ(概要)
本レシピは我が家のオリジナル。
お手頃な鶏胸肉を、揚げ焼きで調理していきます。
材料
チキンチキンごぼうの材料をまとめると以下のとおり。
粉類は適量ですが、片栗粉と小麦粉=3対1(大さじ3:大さじ1)目安がおすすめ。
片栗粉でさっくりと、小麦粉でくっつき防止をしています。
チキンチキンごぼうのレシピ
ポリ袋2枚を使用すると後片付けがラクチンです。
ポリ袋①は下味用、ポリ袋②は粉をまぶす用で使用しています。
画像つき!チキンチキンごぼうレシピ
チキンチキンごぼうのレシピはちょっと複雑…。
初心者の方向けに画像を交え手順を一つずつ紹介します。
手順①ごぼうと鶏胸肉を切る
ごぼうは1mm程度の斜め薄切りにし、酢水につけてそのまま置きます。
鶏胸肉は一口サイズの削ぎ切りにし、ポリ袋①へ。
下味用調味料をすべて投入。
しっかり揉みこみ、そのまま置いておきます。
マヨネーズと酒の力で、鶏胸肉が柔らかくなります!
手順②ごぼうの揚げ焼き
2枚目のポリ袋(ポリ袋②)に片栗粉と小麦粉を入れ、振って合わせます。
ごぼうの水気をペーパーで拭き、ポリ袋②の中へ。
振って、ごぼう全体に粉をまぶします。
袋の中だと「手軽」「後片付けが楽」です
フライパン底1㎝サラダ油をひき、弱~中火に。
重ならないようにごぼうを広げ、そのまま色がつくまで揚げ焼きにします。
両面に色がついたら、一旦ボウルにあげて次の工程へ。
手順③:鶏胸肉の揚げ焼き
下味をつけた鶏肉をそのままポリ袋②へ。
片栗粉+小麦粉を適宜追加し、ポリ袋②を振って全体にまぶします。
粉系の目安は片栗粉:大さじ3、薄力粉:大さじ1です!
ごぼうと同様にフライパンに入れ、弱~中火で揚げ焼き。(油に接していない部分があれば適宜追加)
以下の画像くらい色が白っぽくなったら、ひっくり返して火が通るまで加熱します。
火の通りが不安な方:鶏胸肉に竹串を刺しピンクの汁が出なければOK!
鶏胸肉全体をフライパンの端に寄せ、油をペーパーで拭き取ります。
手順④:全体の味付け
味付け用調味料を別の容器で混ぜ合わせます。(揚げ焼き中に混ぜ合わせておくと便利)
ごぼうと鶏胸肉をフライパンの中で合わせ、弱火に。
最後に調味料を入れ、焦げないよう全体に絡めたら「揚げ焼きVer.チキンチキンごぼう」完成。
お好みで枝豆・黒こしょう・七味を加えても美味しいですよ♪
チキンチキンごぼうの発祥!定着のきっかけ
わが家は夫が山口県出身、妻が長野県出身です。
そのため、メニュー決めの時にこんな会話が。
給食で出てたチキンチキンごぼうが食べたいな~
チキンチキンごぼうって何⁉
長野県では出てなかったよ!
なんでもチキンチキンごぼうは、山口県の学校給食から広まったソウルフードだそう。
発祥は20数年前の1995年頃。
山口県大歳小学校にて、一般家庭に給食新メニューの募集を掛けたことがきっかけです。
現在は学校給食だけでなく、山口県内の飲食店でも大人気!
店ごとの出来栄えを競う「チキンチキンごぼう選手権」なる大会も開催されるほど親しまれています。
簡単にまとめると、チキンチキンごぼうは一般家庭のアイデアから誕生した郷土料理です。
チキンチキンごぼう名前の由来
「使用原料が分かりやすい」、「音のリズムが良い」という2点から名付けられました。
給食自体の目的として、子どもへの配慮や食育への関心を促す必要があったからです。
アレルギーがある子でも原料が分かりやすいという点。
音のリズムが良く、子どもの心を惹きつけるという点。
2つの意味をこめて、「チキンチキンごぼう」と名がつきました。
チキンチキンごぼうレシピ まとめ
本記事では、「チキンチキンごぼうのレシピ」を中心にご紹介しました。
- 発祥は山口県大歳小学校
- 給食新メニューの募集により一般家庭から採用
- 名前は「使用原料が分かりやすい」、「音のリズムが良い」から
- お弁当にもぴったり!
- フライパンで揚げ焼きできる
山口県出身の方以外でも、チキンチキンごぼうは幅広く好まれる味だと思います。
本記事をきっかけに「知らなかった!」という方も作ってくださると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。